
バイクの保険って地味に高いなぁ・・・
バイクを楽しむうえで避けては通れない保険ですが、地味に高いですよね。
でも、見直すだけで月3000円節約できたらどうですか?
年間36000円の節約になります。これだけでカスタムパーツ買えちゃいますよね!
ちなみに任意保険は”任意”なので入らなくてもいいのですが、もしもの時のことを考えると生命保険などに比べてかなりコスパのいい保険になるので必ず入っておきましょう。どれだけ自分が気を付けていても、バイクに乗る以上事故に遭うリスクはゼロではないです。
バイク保険にかかる費用
- 平均費用と内訳
バイクの任意保険料は排気量、年齢、等級、補償内容などによって大きく変わります。
特に20〜30代は、保険会社の料率設定上「事故リスクがやや高い」と判断されるため、同じ補償内容でも40代以降よりも保険料が高くなる傾向があります。各サイトで掲載されていた実例データと、保険内容による排気量ごとの保険料の幅を比較すると以下の表ようになります。
排気量 | 想定年齢層 | 想定保険料 | 保険料の幅 |
---|---|---|---|
50 cc(原付) | 20代 | 約14,810円 | 28,000〜74,000円 |
51~125 cc | 20〜30代 | 約15,520円 | 14,920〜32,330円 |
~250 cc | 30代 | 12,520〜58,820円 | 19,050〜43,770円 |
400cc~ | 20〜30代 | 実例データなし | 21,690〜51,430円 43,000〜133,000円 |
引用元:アクサダイレクト、hokende.com、bike-h.info
- 同じ条件でも保険料が変わる理由
※理由については知らなくても、自分の入っている保険の内容と補償について理解しておけばいいので次のテーマまで飛ばしてもらっても大丈夫です。① 等級制度(ノンフリート等級)
初めて保険に加入する場合は「6S等級」からスタートし、無事故を継続すると1年ごとに等級が上がり、割引率も増えていきます。
無事故10年で「16等級」に到達する頃には、保険料が約30〜40%割引になるケースもあります。
逆に、事故を起こすと「等級ダウン」となり、翌年以降の保険料が一気に上がるため注意が必要です。
出典:アクサダイレクト/等級制度の仕組み② 年齢条件特約
保険会社では「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」といった年齢条件を設定しています。
若年層(20代前半)の場合、全年齢補償で契約する必要があるため、どうしても保険料が高くなります。
一方で、30代に入ると「26歳以上補償」が適用でき、同じ補償内容でも保険料が抑えられやすくなります。
出典:三井ダイレクト損保/年齢条件特約の考え方③ 補償内容とオプション
バイク保険では「対人・対物賠償無制限」が基本ですが、それ以外の補償をどこまでつけるかで保険料が変動します。
特に以下の特約は金額に影響しやすい項目です。搭乗者傷害保険:同乗者への補償
自損事故保険:単独転倒時の補償
弁護士特約:事故相手との交渉費用補償
車両保険:愛車の修理・盗難への補償(大型バイクほど高額)若年層の場合、「車両保険をつけると保険料が倍近くになる」ことも珍しくありません。
出典:bike.insweb.co.jp/補償内容の違いと影響
見直しで節約できる理由と仕組み
保険の見直しとかよく言うけど、実際どのようにして安くなるのか解説します。
バイク保険を見直すと節約できる最大の理由は、契約内容の中に眠る“無駄な支出”を整理できることです。契約年数・車両保険・特約の3つを見直すだけで、年間1〜3万円の節約につながることもあります。
- 契約年数(等級)の見直し
保険料を大きく左右するのが「等級制度」です。無事故で1年経つごとに等級が上がり、保険料の割引率も増えていきます。
ただし、更新や乗り換えの際に等級の引き継ぎを忘れると、リセットされてしまい、実際より高い保険料を払うことになります。見直し時は、必ず現在の等級を確認し、引き継ぎを行うことが節約の第一歩です。 - 車両保険の整理
「転倒や盗難が怖いから」と、車両保険をつけっぱなしにしている人も多いですが、実はここが大きな見直しポイントです。
特に通勤や街乗りが中心であれば、車両保険を外すことで年間1〜2万円の節約も可能。
バイクの価値や使用頻度に合わせて、「必要な補償だけ残す」考え方が重要です。 - 特約の最適化
バイク保険には「搭乗者傷害」「弁護士特約」「ファミリーバイク特約」など、さまざまな追加オプションがあります。
加入当時のライフスタイルに合わせたまま放置していると、現在の状況に合わない特約を払い続けていることもあります。
たとえば、クルマの保険で弁護士特約がすでにカバーされている場合、バイク側の同特約は不要。
こうした重複特約を整理するだけで、年間5,000〜1万円の節約につながることもあります。
実際に年間15,000円まで節約した手順
僕も最初は保険のことなんて全く分からず、バイクを買ったときは親が使っていた大手保険会社でそのまま契約しました。
でも、毎月の支払いが思ったよりも高くて、「もっと安くできないかな」と気になったのが見直しのきっかけです。
ここでは、僕が実際に見直してみて節約につながった手順を紹介します。
- 現在の保険内容を洗い出す
最初にやったのは、今入っている保険の内容をすべて書き出すことでした。
当時は心配でいろいろな補償をつけていましたが、実際に乗ってみると「これって本当に必要か?」と思うものもありました。
例えば、ロードサービス特約などは別の会員制度でもカバーされていて、重複していたんです。
こうして見直していくと、自分にとって本当に必要な補償と、不要な補償がはっきりしました。 - DMMの一括見積もりで比較
次に使ったのがバイク保険一括見積もりサイトです。
年齢やバイクの排気量などを入力するだけで、複数の保険会社の見積もり結果を一括で比較できます。
僕の場合、必要な補償だけに絞ってネット保険に切り替えたことで、年間約15,000円まで節約ができました。
「一括見積もりって面倒そう」と思っていましたが、入力はたったの3分程度。
比較してみるだけで、知らないうちに払い続けていた“固定費のムダ”に気づけます。 - 不要な特約を外して再契約
最後に、重複していた特約を外し、補償内容を整理して再契約。
無理に削るというよりも、「必要な部分だけを残す」感覚です。
結果的に、毎月の支出が減って、浮いたお金を整備やツーリング費用にまわせるようになりました。見直しは、特別な知識や資格がなくてもできます。
むしろ、何も知らないまま払い続けている人が一番損をしていると思います。
一度、自分の保険内容をチェックしてみるだけでも、維持費節約の大きな一歩になります。
保険を選ぶときの注意点とおすすめの比較方法
「とにかく安い保険に入りたい」と思う気持ちはよく分かります。
しかし、保険料を下げたいあまりに必要な補償まで削ってしまうと、いざという時に本当に困ることになります。保険は「安心してバイクに乗るための道具」です。安さよりも、まずは自分に合った補償内容を選ぶことを意識しましょう。
もしすでに保険に加入している場合は、一度契約内容を見直してみるのもおすすめです。
これまでのバイク生活を振り返りながら「この補償、本当に必要かな?」「走行距離は契約時と変わっていないかな?」と確認してみましょう。年間走行距離が少ない人なら、距離に応じたプランを選ぶことで自然と保険料を下げられることもあります。
また、保険の柱となる対人賠償・対物賠償は、できるだけ無制限を選んでおくのが鉄則です。
事故を起こしてしまった場合、数千万円単位の賠償になるケースも珍しくありません。自分の支払い能力を超えるリスクを考えると、ここをケチるのは非常に危険です。
それ以外にも、トラブル時に助かる「ロードサービス特約」や「レッカー移動サービス」などもあります。
例えば、ツーリング中にエンジンがかからなくなった、パンクした──そんなとき、ロードサービスが付いていると安心です。
ただし、頻繁にバイクショップにメンテナンスを依頼している人や、しっかり整備を行っている人にとっては、利用する機会が少ないこともあります。
僕自身、節約の意味も込めてセルフメンテナンス(DIY整備)を心がけています。
日常的に愛車の状態をチェックしておくことで、ツーリング中に走れなくなったことはほとんどありません。
こうした日々のメンテナンスが、結果的に保険コストを抑えることにもつながるんです。
(→ 詳しくは「セルフメンテナンスの記事」で解説しています)
最後に覚えておきたいのが、保険会社の“おすすめ補償”をそのまま鵜呑みにしないこと。
保険会社もビジネスなので、似たような内容の特約を別名で勧めてくることがあります。
内容をしっかり確認し、自分にとって本当に必要な補償だけを選ぶようにしましょう。
無駄な補償を減らせば、その分出費を抑えられます。
安さと安心のバランスを取りながら、「あなたのバイクライフに合った保険」を選ぶことが、最終的には一番の節約になるはずです。
保険料を節約して、その分をガソリン代やカスタム費に回そう!
バイク保険って、毎月の支出の中では地味だけど確実に効いてくる固定費ですよね。
でも実は、この“見直し”ひとつで年間3万円以上の節約も夢じゃありません。浮いたお金でツーリングのガソリン代をまかなったり、気になっていたパーツを買ったり──それだけでバイクライフの自由度が一気に広がります。
多くの人が「保険って難しそう」と感じて、なんとなくそのまま更新しています。
けれど、契約内容を見直すだけで“ムダな特約”や“重複補償”を整理でき、固定費の最適化=走るため・カスタムするための資金を生み出すことができるんです。
特に重要なポイントはこの3つ。
-
現在の等級を確認して、引き継ぎ忘れを防ぐ
-
使っていない車両保険や特約を整理する
-
ネット型保険の一括見積もりで比較する
この3ステップだけで、年間1〜3万円は節約できます。僕自身もDMMの一括見積もりを使って、年間15,000円の節約に成功しました。
入力はたったの3分。比較するだけで“知らないうちに払い続けていたムダ”に気づけます。
もちろん、安さだけを追いかけて大切な補償を削るのはNG。
「対人・対物無制限」は必ず残しておくこと。これさえ守れば、安心と節約のバランスを両立できます。
保険は“守り”のコストだけど、上手に見直せば“攻め”の資金にも変わる。
その浮いたお金で新しいカスタムを楽しんだり、遠くまで走りに行ったり。
バイクに乗る理由が、またひとつ増えます。
今の保険、放置していませんか?
今日3分だけ使って、あなたの保険を見直す。
それが、次のツーリングをもっと自由にする最初の一歩です。
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